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誰も教えてくれない、奨学金を借りる前に知っておいた方がいいこと。

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こんにちわ。ダイキンです。

僕は大学院まで奨学金を借りて通っていました。

奨学金を借りるときは、特に深く考えもせずに借りていたのですが、今思うとしっかりと知識を知ってから借りるのが正解だったなと今では感じています。

そんな僕の社会人になってから、奨学金を借りると実際どういう生活になるの?というのを経験を踏まえながら書いていこうと思います。

この記事をみるとわかること
  • 奨学金の概要
  • 奨学金を借りた後のリアル家計簿
  • 奨学金を借りる前に知って欲しいこと

奨学金について

奨学金とは、学生などに向けて学費や学業に関わることに対して使用する目的で貸与される学生ローンの総称です。

今では、二人に一人は奨学金を借りるほど当たり前になってきており、奨学金を借りたことで、生活を圧迫している方も多いようです。

僕の経験からですが、借りる前からそうなることを想定して借りないと後で後悔する結果になりかねません。

奨学金は借りる額にもよりますが、15年とか長期で返済していくことが前提で貸与されます。

社会人一年目の10月ごろから返済開始され、そこから15年なので大学で借りたのであれば、38歳まで返済が続きます。

38歳というと、結婚・出産・転職など様々なライフイベントがあることが予想されますから、その際もずっと返済をすることになります。

一般のローンよりもはるかに金利は低いもののあくまで借金という認識を持っておきましょう。

ここでは日本学生支援機構についてお話ししていきます。

奨学金の種類

日本で最も貸与されている奨学金は日本学生支援機構(JASSO)のものが一番ポピュラーです。

他にも民間の銀行などで借りれる教育ローンなどもありますが、利子があるかないか、世帯年収の基準などがいくつかの点で異なります。

日本学生支援機構(JASSO)の奨学金は、無利子で借りれる第一種奨学金、有利子で借りることができる第二種奨学金があります。

一種と二種で審査基準などは異なりますが、一種の方が無利子なので基準は高いものになります。また高校在学時の成績なども審査基準にあるので内申点をある程度確保する必要もありますね。

僕は第一種と第二種を併用して借りましたが、文系か理系か私立か国立かどうかによっても借りる額も変わってきますので、適切な金額を借りるようにしてください。

一種だと月額で20000円〜55000円、二種だと月額で20000-120000円まで借りられるので、学費を丸々奨学金で賄うか、一部にするかによっても変わってきます。

日本学生支援機構(JASSO)の奨学金が給付型と貸与型の二種類があります。

また、この奨学金を大学院で借りる場合には、成績優秀者には返還が一部免除になったり半額免除・全額免除というのもありますので、狙ってみるのもありかもしれません。

詳しくは日本学生支援機構のホームページや学校の学生課などで聞いてみてください。

申し込み方法

申し込みは基本的には学校単位で行います。

僕も通っていた大学で入学してすぐに説明会がありましたので、そこで説明を聞いて流れを教えてもらう形でしたので簡単に借りることができました。

保証人は誰にすればいいの?

奨学金を借りる際には、保証人を立てる必要があります。もしいない場合は機関保証といって毎月の返済額に手数料が上乗せされる代わりに保証人を立てる必要がなくなります。

保証人はだいたいは親族になってもらうことが多いかと思いますが、これから社会に出てから最大で15年間も返済の義務があるので、当時は全く実感なかったのですが今思うとそんなに気軽にお願いしていいものではないなと思いました。

大学一年の自分は何も考えていなかったので、自分の子供にはそのことをしっかりと言い聞かせて理解してもらえるようにしたいなと思ってます。

借金の連帯保証人なので、もし自分に何かあったら責任が保証人にいってしまう事を考えると今から借りる人には、しっかりと考えて欲しいです。

入学金には利用できない

ただし注意点としては、奨学金は申し込みが基本的には入学してからになるので、入学のための資金には使うことができません。

イメージとしては、4月に申し込みの手続きがあり、支払われるのが7月ごろから分割で支払われる形になります。

なので高校在学時に申し込むことができる予約採用という制度を利用することができます。ギリギリに申し込むことはできないので早めにこちらも在学している高校などで聞いてみてください。

返還時期

奨学金を利用して大学や専門学校に通われている時は貸与中なので返還する必要はありませんが、卒業して社会に出ると返還が開始されます。

卒業して一年目の夏頃に返済開始の連絡が郵便できまして、10月ごろから自分で指定した口座から返済開始します。

借りる額にもよりますがそこから最大15年間は毎月返済する必要が出てきます。

毎年しっかりと返済の金額と残金も郵送されてくるので、忘れることはありません。

社会人一年目のリアルな家計簿

収入 

 給与      210000円
 ボーナス(一年目) 夏50000円、冬400000円

支出内訳    210000円

  • 家賃    40000円(半分会社負担)
  • スマホ代   7000円
  • wifi     5000円
  • 水道光熱費 10000円
  • 交通費   10000円
  • 財形貯蓄  20000円
  • 食費    50000円
  • 交際費   35000円
  • 奨学金   33000円

貯金額 ほぼなし

これは僕の社会人一年目のリアルな家計簿です。

その当時はお金に無頓着すぎてほとんど家計簿をつけていなかったのですが、一年目を終えた時にほとんどお金が無い状態だったので流石にやばいと家計簿をつけたものが奇跡的に残っていました。

僕の場合は、家賃の半分を会社負担だったのと、敷金礼金などの初期費用も会社負担だったのでかなり恵まれている方だったと思います。

地方であればかなり物価も低いですが、東京で一人暮らしをすると50000円〜80000円ほどはかかると思います。

荷物が多い場合であれば、引越し費用(30000-50000円程度)に加えて、家電などを揃えるとかなりの金額がかかります。

僕の場合は家電や家具一式約50万円を両親がほぼ払ってくれましたが、そんな方ばかりではありませんよね。

ローンなどを組んでしまったら、これに加えて毎月の支払金額は増えますし、そもそも僕の場合は大学院卒で初任給が少し多いので、大卒であれば手取り17-19万円の方も多いと思います。

奨学金は、僕の場合は大学と大学院で一種二種併用してマックス借りたので毎月の返済額が33000円とかなり大きいです。

大卒であれば奨学金の返済額は10000円ほどだと思うので、初任給の差と奨学金の返済金額を考慮すると大卒でも大学院卒でもあまり変わらないですね(笑)

会社の財形貯蓄でかろうじて貯金はでいていたものの、毎月返済の時期にすっからかんになっていました。

支出を下げるということも、今ほど格安SIMなどもなかったですし、知識もなかったので何も知らずに社会人になると生活が困窮になるのもうなづけます。

さらに社会人になると会社の付き合いや合コンなども行く機会も増えてきて、ボーナスもあったとしてもほとんどなくなってしまっていました。

学生の時と比べていろんな選択肢が増えすぎて誘惑がたくさんありますしね。

2年目になると多少給料も上がりますが、住民税などの税金も増えて行くのであまり手取り額は増えないかったです。

僕の場合は、そこまでいって初めて今後ちゃんとしないといけないと思い、読書や自己投資に時間を費やすようになりました。

残業が忙しくなる前に考える時間を確保できたのでよかったですが、仕事が忙しくなって土日は休養日になってしまうことも容易に考えられるのでそこで考えて本当に良かったと思いました。

奨学金を借りる前に考えて欲しいこと(親世代or社会人向け)

社会人一年目のリアルな家計簿をみて僕が親世代に伝えたいことは、

  • 奨学金を気軽に借りないで欲しいということ
  • まだイメージできない両親がしっかりと奨学金や将来の話をしてあげて欲しい
  • 自分でもお金の勉強をして欲しい

僕もそうだったのですが、高校生やそこらの年齢で将来のことを自分だけで考えるのは難しいと思いますし、イメージがしにくいと思います。

なのでしっかりとそのことを親が伝える必要が出てきます。もし両親ともに経験不足知識不足であれば、まずは自分が勉強してしっかりと子供に伝えて教育する必要があります。

しかし、日本の金融教育はかなり遅れていて、教えるべき親や先生がお金のことをわかっていなかったり苦労していることが少なくありません。

お金のことを教えるべき存在がお金に苦労していては意味がありませんからね。

大学や専門学校に行くのが当たり前になっていますが、奨学金を借りてまでいく必要があるのかそこまで子供はまだわからないと思います。

奨学金を借りる前提で大学に行かせようとしているのであれば、それが単なる借金であること、そしてそれがその子の将来の生活を圧迫する可能性があることを認識した上で行かせるつもりですか?

どこまで責任を自分で取るのか、子供のためをどこまで想ってあげるのか考えることは必須だと思います。

魚をあげるか、魚の釣り方を教えてあげるかという話がありますが、僕は魚の釣り方を教えられる存在に親がなるべきだと思います。

できることなら「なぜ気軽に奨学金を借りてはいけないのかも含めて考えさせる」ことができると良いかもしれません。教えるというよりは自分で考えさせるべきです。

もしまだそうでないなら、親が積極的にお金の勉強する姿勢を見せればいいと思います。

頼りになるアドバイザーがいるのなら一緒にその方に聞きながら勉強してもいいかもしれません。

ただし、アドバイザーを誰にするかは注意が必要ですので以下の記事を参考にしてみてください。

奨学金を借りる前に考えて欲しいこと(高校生+大学生向け)

まだ学生のみなさまは社会のことを全く知らないと思うので、どうか素直な姿勢で大人たちの言う事に耳を傾けてみてください。

僕も含めて親がいうことは、自分たちが経験してきてもっとこうしておけばよかったということがほとんどです。過去を振り返って僕も親が言っていたことを聞いておけば良かったとようやく20代後半ぐらいからわかるようになりました。

親といっても何もかもわかっている訳ではありませんし、全然完璧ではないです。ですが、少なくとも学生のあなたたちよりは経験を積んでいて、自分たちの後悔や失敗などを通じて子供達にいってくれているということをわかってあげて欲しいのです。

どうかそのことを肝に命じて、言われるのも嫌かもしれませんが真摯に耳を傾けてみてください。

奨学金に関しては、あなたがなぜその学校に行きたいのか、そしてその学校に行ってからどんなことを仕事にしたいのか、そしてその時のライフスタイルはどのようにしたいか、そのことをできるだけ考えてみましょう。

その上で奨学金を借りるかも含めて考えてみると良いかもしれません。

最初のうちはかなり難しいかもしれませんが、少しづつでも良いのでやってみてください。

社会に出ると、否が応でもお金のことは付いて回ります。僕の一年目の家計簿をみてわかるように、給料のほとんどが生活のためのお金になってしまっています。

年功序列型賃金や終身雇用、年金制度なども崩壊してしまっていることは何となく気づかれている人も多いと思います。

ということはお金のことを考えなければ、給料もさほど変わらないことを想定すると一生涯生活のために働くことになるかもしれませんよ。

結婚、出産、マイホーム購入など、今まで当たり前だと感じていた生活は思っている以上に厳しいものになる可能性もあります。

たかだか奨学金が毎月10000-30000円程度と考えてみても、これからの人生の間かなり先まで縛られることになります。

共働きも当たり前な世の中ですが、それは早いうちからお金のことを勉強しなかったためそれしか選択肢がないというだけなのです。

これを読んで何か感じていただけたら、実際に「行動」をしてみてください。

僕のブログにもそのヒントはたくさん書いていますし、本やyoutubeでもいろんな人が発信していますのでそこから勉強していただければと思います。

まとめ

奨学金についてのお話しはいかがだったでしょうか。

今の日本では奨学金を借りるのは二人に一人もいてもはや当たり前に思っている方も少なくありませんが、気軽に借りて後から後悔する人も多くありません。

借りるのはさほど難しくはありません。問題なのは借りた後の話です。

この記事を読んでそのことに気づいていただけたら幸いです。

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