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「定額自動入金サービス」を活用して貯金を効率的にしよう!

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ネット銀行の定額自動入金サービスや定額自動振込サービスを知っていますか?

資金移動に対する手数料もなく、無料で使えるサービスですので、預け替えをする際にはぜひ利用したい機能です。

定額自動入金サービスとは?

「定額自動入金サービス」は、毎月、本人名義の別の金融機関の口座から、サービス提供している銀行の口座に資金を自動で振り替えることができる機能です。

主にネット銀行が提供していますが、イオン銀行や大和ネクスト銀行といった商業系・証券系の非ネット銀行でも導入されています。

通常、金融機関をまたぐ資金移動をするときには「振込」という手段を使うのが一般的です。振込の場合、自分名義の口座への振込であっても振込手数料がかかりますが、当日中あるいは翌営業日には資金移動が完了します。

一方、定額自動入金サービスの場合は、振込ではなく「口座振替」というかたちで資金を引き落とします。そのため、手数料が無料になりますが、資金移動が完了するまでに引落から4~5営業日ほどかかります。お金が引き落とされてから入金されるまでにタイムラグがあるということです。

定額自動入金サービスの活用方法

給与振込口座から手数料の安いネット銀行へ資金移動する

メガバンクや地銀等を給与振込口座にしている方も多いかと思います。
これらの金融機関は、ATM手数料や振込手数料が割高な場合が多くなっているので、ネット銀行に毎月一定額を移すことで、各種手数料を安く抑えることができます。定額自動入金サービスを利用すれば、手間なく、無料で、ネット銀行に資金を移動できます。
ネット銀行では、ATM引出手数料や他行宛振込手数料が一定回数無料というところもあるので、毎月振込手数料をかけて家賃を振り込んでいる、というような方には有効に使っていただけます。

近くに給与振込されている銀行のATMがない、日中は仕事でATMを使うのは夜間が多いといった場合でも、コンビニATM手数料が無料、時間外手数料が無料のネット銀行の利便性が格段にあがります。

毎月自動的に貯蓄する

給与振込口座で貯蓄もしているというような場合、どこまでが生活費でどこからが貯蓄なのか、お金の棲み分けがはっきりせず、ついつい残高があると使ってしまうということになりがちです。

なかなか予定通りに貯蓄ができない人は、定額自動入金サービスを利用して自動的にお金を別の口座に移動させておくことで、強制的に積立貯蓄ができます。

3つの口座に分けて管理する場合とても便利な機能です。

住宅ローンの支払いに利用する

ネット銀行で住宅ローンを契約した場合、引落はローンを契約した銀行の口座になりますから、普段利用している銀行から資金を移動させる必要があります。

残高不足でローンの引落ができないと滞納となり、信用情報に記載されてしまう恐れもあります。こういった事態を避けるためにも、定額自動入金サービスで毎月一定額が入金されるようにしておけば安心です。毎月手続きをする手間もありませんし、手数料もかからず、残高不足というリスクも減らせます。

定額自動入金と定額自動振込をダブル活用する

家賃や月謝のように、毎月定額を同じ口座に振り込む場合には、「定額自動振込」が便利です。
一部のネット銀行のみのサービスですが、たとえば定額自動入金サービスで資金を移動し、さらに定額自動振込サービスで振り込めば手間がかかりません。

定額自動入金サービスの注意点

定額自動入金サービスを利用する際、いくつか注意が必要な点があります。確認しておきましょう。

注意点1:定額自動入金サービスの場合、資金移動にはタイムラグ(4~5営業日)がある。

注意点2:登録や変更は、引き落としのタイミングから1週間以上前にしておく必要がある。

注意点3:出金口座、入金口座が同一名義でないと利用できない(家族名義口座などからは定額自動入金サービスが利用できない)。

定額自動入金サービスが利用できる主なネット銀行

住信SBI銀行
ソニー銀行
イオン銀行
auじぶん銀行
ジャパンネット銀行
セブン銀行

定額自動入金サービスはいずれのネット銀行も手数料無料で、サービスの内容に大きな違いはありません。
住信SBIネット銀行では、定額自動入金サービスを利用すると毎月30ポイントもらえるので、その分おトクです。

一方、定額自動振込ができるネット銀行は限られ、住信SBIネット銀行、ジャパンネット銀行、イオン銀行の3行のみです。この中で、住信SBIネット銀行は他行振込手数料が月1回無料になりますので、便利なだけでなくおトクさもあります。他の2行では1件目から手数料がかかります。

ソニー銀行「おまかせ入金サービス」

  • 設定可能金額:1万円以上1,000円単位
  • 利用可能件数:5件まで
  • 引き落とし日:毎月5日または27日
  • 入金日:引き落とし日の4営業日後
  • 利用可能な金融機関:三菱UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行、りそな銀行、埼玉りそな銀行、ゆうちょ銀行、住信SBIネット銀行、楽天銀行、ジャパンネット銀行、イオン銀行、セブン銀行、新生銀行など

こちらも1回設定しておけばあとは毎月自動的に入金されるため、手間もお金もかかりません。

メガバンク、ネット銀行、地方銀行、信用金庫などに対応しているため、使い勝手もいいですよ。

ソニー銀行のサービス詳細はこちら

住信SBIネット銀行「定額自動入金サービス」

  • 設定可能金額:1万円以上1,000円単位
  • 利用可能件数:5件まで
  • 引き落とし日:毎月5日または27日
  • 入金日:引き落とし日の4営業日後
  • 利用可能な金融機関:三菱UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行、りそな銀行、埼玉りそな銀行、ゆうちょ銀行、ソニー銀行、楽天銀行、ジャパンネット銀行、イオン銀行、セブン銀行、新生銀行など

定額自動入金サービスだけ使うのであれば、住信SBIネット銀行が一番おすすめです。

その理由は、定額自動入金を使うだけでスマプロポイントと呼ばれるポイントが毎月30円分貯まるから。

スマプロポイントは500ポイント貯まれば現金に交換できますし、手数料無料で入金しながら毎月30円もらえるなんてお得でしかありませんよね。

住信SBIネット銀行のサービス詳細はこちら

auじぶん銀行「定額自動入金サービス」

  • 設定可能金額:1万円以上1,000円単位
  • 利用可能件数:5件まで
  • 引き落とし日:毎月6日または26日
  • 入金日:引き落とし日の4営業日後
  • 利用可能な金融機関:三菱UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行、りそな銀行、埼玉りそな銀行、ゆうちょ銀行、住信SBIネット銀行、楽天銀行、ジャパンネット銀行、イオン銀行、セブン銀行など

auも住宅ローンがありますので、住宅ローン用にauじぶん銀行を使っている場合は、定額自動入金サービスが便利に使えますね。

じぶん銀行のサービス詳細はこちら

イオン銀行の「自動入金サービス」

  • 設定可能金額:1万円以上1,000円単位
  • 利用可能件数:5件まで
  • 引き落とし日:毎月6日または23日
  • 入金日:引き落とし日の4営業日後,(土日の場合翌営業日)
  • 利用可能な金融機関:三菱UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行、りそな銀行、埼玉りそな銀行、ゆうちょ銀行、住信SBIネット銀行、楽天銀行、ジャパンネット銀行、イオン銀行、セブン銀行など

イオン銀行の場合は、住宅ローンが便利ですので、メインバンクでは使ってないけど住宅ローンはイオン銀行というケースがあるのではないでしょうか。

そのときに他の銀行から自動入金サービスを使うことで住宅ローンの引き落としにも問題なく対応できると思います。

イオン銀行のサービス詳細へはこちら

ジャパンネット銀行の「定額自動入金サービス」

  • 設定可能金額:1万円以上1,000円単位
  • 利用可能件数:5件まで
  • 引き落とし日:毎月5日または27日
  • 入金日:引き落とし日の4営業日後
  • 利用可能な金融機関:三菱UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行、りそな銀行、埼玉りそな銀行、ゆうちょ銀行、住信SBIネット銀行、楽天銀行、ジャパンネット銀行、イオン銀行、セブン銀行など

ジャパンネット銀行でも「定額自動入金サービス」という名称で同様のサービスがあります。

ただ、ジャパンネット銀行は振込手数料が無料になるわけでもありませんので、定額自動入金サービスをジャパンネット銀行で使う理由はそこまでないのかなという印象です。

セブン銀行の「毎月自動入金サービス」

  • 設定可能金額:1万円以上1,000円単位
  • 利用可能件数:5件まで
  • 引き落とし日:毎月26日 
  • 入金日:引き落とし日の5営業日後
  • 利用可能な金融機関:三菱UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行、りそな銀行、埼玉りそな銀行、ゆうちょ銀行、住信SBIネット銀行、楽天銀行、ジャパンネット銀行、イオン銀行など

ただ他の銀行とは違って、毎月26日しか入金元となる銀行からの引き落としがありません。月1回だけですね。

セブン銀行へ入金されるのは5営業日後となります。
こちらも他の銀行より時間差があるため、他の銀行のほうがおすすめだと思いますよ。

楽天銀行は自動入金に対応していません

大手のネット銀行である楽天銀行も定額自動入金サービスに対応しているように思うかもしれませんが、残念ながら今はありません。

楽天銀行で自動入金はできないので、他の銀行を使ってくださいね。

ただ、これまで紹介した銀行で定額自動入金サービスを使うときの入金元に使えることはあります。

その場合、ハッピープログラムの対象になって楽天ポイントが1〜3ポイント貯まるので、入金元として楽天銀行はおすすめですよ。

▼楽天銀行で引き落とされてポイントが貯まっている証拠。
「3」のところがポイントです。

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コメント

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