本の要約

【要約】「エフォートレス思考」努力を最小化して成果を最大にする

本の要約
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こんにちわ。ダイキンです。

今回は、エッセンシャル思考でお馴染みのグレッグ・マキューンのエフォートレス思考を要約してみました。

エッセンシャル思考は「何を」やるかを見極める技術

エフォートレス思考は「どのように」やるかを見極める技術

僕もエッセンシャル思考は読みましたが、あの本に書いてある内容はとても印象に残っています。

特に、世の中には雑念ばかりで一点に集中してやるべきことに全力を注ぐという内容は今現在の僕の考え方に深く刻み込まれています。

そんなエッセンシャル思考という考え方を世の中に広く知らしめたグレッグ・マキューンの「続編」がエフォートレス思考です。

エフォートレス思考はよく世間で言われていることの逆のことを言っているので、初めは戸惑うかもしれません。

しかし、この技術を取得することができれば幸せな人生を送れること間違いなしの名作です。

この本は以下のような人の問題を解決に役に立ちます。

  • 走っても走ってもゴールに辿り近づけない
  • もっと成果を出したいのに、エネルギーが足りない
  • このままじゃ燃え尽きてしまいそうだ
  • いったいどうして、こんなに何もかも大変なんだ?

このようなことを日々考えている人は是非ここから先も読み進めてください。

この本は、正しいやり方で頑張らないで努力する方法を教えてくれます。

著者「グレッグ・マキューン」とは

McKeown Inc.のCEOで、アドビ、アップル、フェイスブック、ピクサー、セールスフォースなど名だたる企業のコンサルティングをおこなう。

著書「エッセンシャル思考」は全米ベストセラーとなり。、ニューヨーク・タイムズ紙やファスト・カンパニー誌、フォーチューン誌などに取り上げられた他有名メディアでインタビューを受けた。

世界経済フォーラムの「ヤング・グローバル・リーダーズ」に選ばれた。

ここから下はネタバレです。
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プロローグ

そのやり方が唯一の道ではない

パトリック・マクギニスというとても優秀な人材がいた。

有名大学を卒業後、ハーバード・ビジネススクールで経営を学び。超一流金融機関に勤務した。

仕事は多忙で、週休80時間労働で休みなし、上司よりも早く帰ったことはない。

各地を飛び回り航空会社のマイルは最上級ランクに、世界で4つの企業の役員を務めている。会議中に吐血したこともある。

こんな絵に描いたようなエリートだったが、務めていた企業経営破綻。

長時間身を粉にして働き、全てを手に入れたが一瞬にして全てを失った。ストレスで体はボロボロの中彼は以下の選択肢の中から働き方を決心した。

  • このまま死ぬまで頑張る
  • 成功をあきらめて楽な仕事につく
  • 頑張らない働き方でうまく成功する

彼はこの中から一番下の選択肢を選んだ。

世の中には彼のようにトップエリートばかりではないが、長時間働いて頑張って仕事をすることが美徳であるという風習は日本には根強い。

しかし、3つ目の選択肢があるのなら全てを失う前に働き方を変えるのはアリではないだろうか?

ビックロックの法則

ビックロックという法則がある。空き瓶の中に大きな石・小さな石・砂利をつき間なく詰めていくのだが、初めに小さな石を詰めていくと後て大きな石を入れるのが困難になる。

これを人生における選択肢として例える法則です。

大きな石ほど優先順位が高いので、まずは大きな石から順番に入れていく。大きな石は家族や健康など、小さな石は仕事やキャリア、砂利はSNSを見ることやとるに足らないことだ。

人生において、この優先順位がめちゃくちゃな人はまずはビックロックの法則に従って優先順位を振ってみるのはどうだろうか?

エフォートレス思考の3ステップ

PART1.エフォートレスな精神(1-5章)
→頭のガラクタを片付けて、余裕マインドを得る
PART2.エフォートレスな行動(6-10章)
→もっと効率のいいポイントを見つけて、余裕で最高の成果を出す
PART3.エフォートレスなしくみ化(11-15章)
→行動を自動化し、成果が勝手についてくる仕組みを作る

本書の構成はこの3ステップになっています。

全て読むのではなく自分の読みたい所から読み進めるのもいいと思います。

エフォートレスな精神

頭に余計なものが詰まっていると、何をするのも難しくなる。

だから最初にやることは頭と心のガラクタを取り除き、スペースを作ること。

心身ともによく休めていて、心配事がなく、集中できる状態だ。余計なことを大事なことを見極め。正しい行動をとることができる。

頑張れば成果が上がるとは限らない

人は知らず知らずに仕事を増やすコオばかりで減らすことを知らない。大事だと思う仕事にエネルギーを全て注ぎこみ、時には心の健康さえ犠牲にする。

重要な仕事は「困難」で簡単な仕事はとるに足らないと思っている。苦労して勝ち取った勝利は尊いと刷り込まれている。人の脳は困難なものを避けて簡単なものを好むようにできている。であればどうやったらこの仕事をもっと楽に片付けられないかと考えてみるのはどうだろうか?

頑張りすぎは失敗の元。人はそれが唯一のやり方だと思い込んでいる。限界を超えて頑張り続けるのではなく、考え方を180度逆転してみるのはどうだろうか?

「楽をするのは悪いことだ」という思い込みを捨てよう!

嫌なことを我慢するより、楽しくできるやり方を探した方がいい

仕事は仕事、遊びは遊びとよく言われ、重要なことは苦痛で楽ではなく重要ではないと多くの人が思い込んでいるが、その考え方は邪魔である。重要な仕事を楽しい活動に結びつければ苦労せずに続けることができる。

頭の中の不用品を手放す

考えて仕方ない後悔、長年燻っている怒り、昔は役に立っていたとしても今では邪魔にしかならない望み、それらはコンピュータのバックグラウンドで動作している不要なプログラムのように脳の働きを邪魔し遅くする。初めは無害に見えるかもだが、小さなプログラムが積み重なると脳の処理速度は落ちて思うように動かなくなる。

「不満」ではなく「感謝」に目を向ければ世界の見え方はガラリと変わる。ポジティブな態度はどんどんポジティブな効果を生む。最初の勢いをつけて仕舞えば成果を出すのは簡単になり、やがてエフォートレスになる。

ネガティブな感情を解雇していこう!

「休み」で脳をリセットする

リラックスも仕事の内田、やり過ぎを防ぐためにシンプルなルールに従う。短い休憩を頻繁にとることで、一流の人がやっているように1日のリズムを計画的に整えて、最高のパフォーマンスを出そう。

頑張ってもうまくいかない時は、さらに力を入れるのではなく、力を抜くことを試してみよう。ほんの1分でもいいから活動を中断して休憩を取れば、心身は驚くほど回復する。

睡眠負債は認知機能を低下させる。睡眠ふさいは積み重なるので6時間未満の睡眠を続けないようにしよう。

■睡眠の質を上げる方法

  1. 寝る1時間前に電子機器を切る
  2. 寝る前に熱いシャワーを浴びる
  3. 疲れているかどうかに関わらず毎晩一定の時間に寝る

■エフォートレスな昼寝のコツ

  1. 疲れて手中力が低下してくる時間を選ぶ
  2. アイマスクと耳栓またはノイズキャンセラーで暗く静かな環境を作る
  3. 起きたい時間にアラームセット
  4. 昼寝の時は一切ほかのことは考えない。寝て起きたらもっと多くのタスクをこなせるのだと意識する。

人生の1/3は睡眠です。より良く眠る工夫をしてみる価値はあるのではないでしょうか?

今この瞬間にフォーカスする

エフォートレスな精神とは大量な情報やノイズの中にありながら今やるべきことに対する注意と集中を失わない状態だ。

これを手に入れれば、重要なことをピンポイントで把握し、以前は気づけなかった解決策をクリアに見抜くことが可能になる。

本当に大事な人や物事に全力で集中することができるようになる。

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