僕は常日頃貯金の大切さを説いていますが、なぜそんなに貯金をする必要なのか、そして今僕が目指しているのはどういうところなのか少しでもお伝えできたらと思ってこの記事を書いていきます。
やはりそのためには富裕層の人たちがどのような考え方をしているかと言うことを知る必要があります。
あなたはお金持ちはどのような人だと認識していますか??
このような質問を投げかけると、
- 年収1000万以上稼いでいる人
- タワーマンションに住んでいる人
- 外車に乗っている人
- お金をたくさん持っている人
とか人によって様々ではありますが、このような答えが返ってくることが多いです。
僕も以前まではこう言う人たちってお金持ってるって思ってました。
しかし、お金のことを知れば知るほど、私たちが表面的に見える部分だけでは判断できないということがすごくよくわかるようになってくるとともに、若干僕の中でお金持ちのイメージが変わってきたように思います。
お金持ちとは
資産を持っていて、その資産からしっかりと資産を生み出す仕組みを持っている人のこと
今回はそんなお金持ちとは何かというような記事になります。
最後まで読んでいただければどういった流れ富裕層になるというのがイメージできると思います。
富裕層とはどういう人のことをいうのか
引用:NRI
では富裕層とはどのような人たちのことを指すのかですが、NRIの資料によると、
- マス層(3000万円未満)
- アッパーマス層(3000万円以上5000万円未満)
- 純富裕層(5000万以上1億未満)
- 富裕層(1億以上5億未満)
- 超富裕層(5億以上)
とありますので、富裕層は1億円以上の純資産をお持ちの方ということになりますね。
純資産とは、ローンなどの借金を引いても資産が1億円あるということになります。
また日本の富裕層の割合は、約2%。つまり100人に2人ほどは、1億円以上の資産を保有しています。しかし、超富裕層に該当するのは、全人口の約0.15%とわずかな数です。
この比率に関しては世界と比較してもあまり変わりありませんが、大部分が資産を持っていない層ということになります。
さらに近年富裕層の資産は増加傾向にあるようです。
株価の高騰などいくつか要因はあるでしょうが、この資産を持っている人の大部分が60歳以上のお年寄りです。退職金などの運用益などにより資産が増えたことによる増加でしょうか。
政府が2000万円問題というワードを出した背景には資産がお年寄りに集中していることにあります。なぜならその大部分が金利も付かない現金預金の状態であるからです。
ですが、この思惑とは裏腹にお年寄りよりも私たち若い世代の不安を煽る結果になってしまいましたが。
さらに、世界の超富裕層が世界人口の半分の資産を持っているという驚くべきデータがあります。お金持ちがさらに資産を増やし続けてその差はますます増えているというのです。
この動画でr>gという方程式が紹介されていますが、資産から増える収益の方は労働からえられる収益の4倍以上になるということです。世界中の資産は一部の超富裕層にますます集まっていくということです。
これが意味するところは、もちろん資産を増やす必要があるということももちろんですが、世の中の仕組みは超お金持ちが作っているということです。
私たちは資産家ではないので全く同じ制度を利用するということはできませんが、言いかえれば超お金持ちの都合良い仕組みになっているということです。
ということはお金持ちの考え方や使っている制度を学んでいくと富裕層に近づける可能性があるということです。
私たちにできることは、少額で一般庶民が簡単に利用できる制度ではまとまった資金を貯めて、少しでも富裕層が使える制度を利用させてもらうということです。
私たちが良いとしていることと、富裕層にとっての良いことは全く違います。少しでも富裕層の考え方を取り入れていきましょう。
資産の置き所をマグカップに例える
だいぶ前の映画ではありますが、マルサの女という映画の1シーンにそのヒントがあります。
資産を置く置き所をマグカップに例えています。
貧乏人はマグカップを作るまで辛抱できずに、簡単に現金を出してモノを購入しますが、富裕層はしっかりとマグカップに水がいっぱいになるまでは辛抱します。
そしてマグカップからでる水だけを使って生活するというのです。
もう少しわかりやすく説明します。
仮にあなたが5000万円の現金を持っているとします。この5000万円という現金をマグカップに入れます。このマグカップは年間利回り10%だとすると、年間で500万円が1年に一度たれてきます。
年間500万円だと、月々だとだいたい40万円ぐらいになるのでこの40万円を生活資金に充てます。もし生活資金に40万円も必要なければそれを貯金します。
そうすることで、もともと500万円だったマグカップは貯金をさらに続けて増額することにより、元本が増えるので年間利回りがさらに増えていきます。
これを繰り返していくと、生活に使える資金はさらに増えていきます
といった具合に、一度マグカップを作りそれをベースに元本を減らさないで生活をするのです。しかし、貧乏人は、マグカップを作るまで辛抱できずに簡単に少額で手を出せるものに手をだしたり、支出をあげてしまったりします。もっと最悪なのは、勝つか負けるかもわからない投資などに手を出してしまうことです。
もし投資をするのであれば、40万円の中ですることにすれば、多少負けたとしても全く生活に影響はありません。もし勝ったら増額をすればいいので良いことづくめです。
まずは自分が月に欲しい額の25倍の資金を貯めるのを目標にしましょう。
仮に2500万円ぐらいマグカップに資金を入れることができれば何も20万円程度は勝手にお金が入ってきます。20万円で足りなければさらに上の目標を立ててもいいかもしれません。
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