こんにちわ。ダイキンです。
キャッシュフローゲームは、金持ち父さん貧乏父さんという本の内容を学ぶためのゲームです。
お金持ちになるための考え方を学ぶことができる「キャッシュフローゲーム」とはどういうゲームなのか、そしてその遊び方のポイントなどを解説していきます。
これを読むことでキャッシュフュローゲームの概要をマスターでき、スムーズにゲームをすることができます。
僕はこのゲームをもう何度もプレイしかなりの学びを実生活に活かしています。
お金持ちになりたくてまだゲームをプレイしたことがない人にわかりやすく解説していきます。
- 金持ちになりたい人
- 金持ちの考え方を身につけたい人
- 金持ち父さん貧乏父さんを読んでキャッシュフローゲームについて気になっている人
- ゲームの存在は知っているがプレイをしたことがない人
- キャッシュフローゲームの予習をしたい人
キャッシュフローゲームとはどんなゲームなのか
キャッシュフローゲームとは、ロバートキヨサキさんが考案したお金持ちになるための考え方を身につけるためのゲームです。
実生活ではなかなか学べないお金持ちになるための方法をゲームプレイ時間たった3時間で学べます。
このゲームはロバートキヨサキ著書「金持ち父さん貧乏父さん」を体感で学べるように設計されたものです。
ゲームよりも本が好きな人はぜひ読んでみてください。
ロバートキヨサキとは何者なのか?
金持ち父さん貧乏父さんの著書でもあり、キャッシュフローゲームの考案者でもあるロバートはキヨサキは日系4世で、ハワイで生まれ、子ども時代を過ごしました。
元アメリカ大統領のドナルド・トランプと並びハワイの不動産王として知られています。
そのためこのゲームでもかなり不動産が強力(現実ではあり得ないぐらい利回りが良く作られている)ではありますが、そこはゲームだと割り切ってプレイしていただくといいかなと思います。
またロバートキヨサキは教育家、投資家、講演家としても活躍されており、裕福になるための方法を知っている人であるのは間違いないです。
勧誘でよく使われる?
このゲームは性質上、不動産投資、ネットワークビジネス、投資案件などの勧誘で使われることが多いです。
そのため金持ち父さん貧乏父さんやキャッシュフローゲームなどに対して何かしら勧誘目的で使われると思っている人が多いです。
また、ゲーム内で不動産がかなり強力であること、そしてロバートキヨサキがネットワークビジネスはセールスを学ぶ良い方法であると公言しています。
実際に彼の著書でネットワークビジネスに書かれた本も出ていますし当然とも言えますが。
ただ、注意していただきたいのは、これら勧誘に使われる手段になってしまっているだけで、本やキャッシュフローゲーム自体が悪いわけではないということです。
金持ちになる考え方を学べるという点では間違いないというところには注意していただきたいです。
キャッシュフローゲームで目指すこと
このゲームでの目的は、総支出を上回る不労所得を得ることでラットレースを抜けることです。
そうすることで、今現在働いている会社からの収入がなくても生活できる状態を作ることです。
現在日本でも流行り始めているFIRE(Financial Independent Retire Early)の考え方に似ています。
FIREでは投資で行うイメージがありますが、このゲームではさまざまな不労所得があります。
不労所得とは
不労所得とは、読んで字の如く、働かなくても入ってくるお金のことです。
イメージしやすいのは、不動産、預貯金からの利息、投資や債券からの配当、ビジネスからの収益、本や音楽の印税、特許などでしょうか。
キャッシュフローゲームでは、与えられた職業で働きながらこれらの不労所得を増やしていき、最終的には、不労所得が今現在の毎月の支出を上回ることがゴールで、ゴールをするとファーストトラックという夢の世界に行くことができます。
このことを「ラットレースを抜ける」と言ったりもします。
ゴールを達成するまでは、ラットレースと呼ばれる労働をしながらずっとぐるぐる回るイメージです。
下の画像の赤枠がラットレースです。

ゲームの準備
職業を決める

現実では職業が決まっていると思いますが、このゲームではランダムで職業を選びます。
どのような職業に就くのかはかなりゲームのクリア(ラットレースを抜けること)に直結してきます。
人生ゲームのように各職業ごとに収入や支出、資産額などが決まっています。
ゲームクリアを簡単にするのであれば収入が低い職業にするとすぐ上がることができます。
現実を見ると、収入が高い職業の方がクリアしやすいと考えられがちですが、実は低収入の方が上がりやすいのです。
その違いなんかも何度か違う職業でプレイすることで理解することができます。
目標を決める
ゲームのコマの色をそれぞれ決め、ネズミのコマをスタートへ、チーズのコマを叶えたい夢の目標のマスへ置きます。
目標はファーストトラックにあるピンクのマスの中から選びます。
目標はラットレースの外側のファーストトラックと呼ばれるエリアの赤枠の中から選びます。

現実でも自分が叶えたい夢に近しいものを選ぶといいでしょう。
このゲームではネズミがチーズを追いかけるという構図になっていてとてもわかりやすいですよね。
財務諸表を書く

収入
職業別に収入は決められた状態からスタートします。
不労所得はゼロからスタートです。
ゲームを進める中で資産を買い集め、不労所得を増やすことで収入が上がっていきます。
支出
それぞれの職業でだいたい毎月どれぐらいの支出をするのか考えられており、子どもが生まれたらどれぐらい支出が上がるかも考えられています。
このゲームでは子どもは負債扱いで、生まれて嬉しいのは当然なのですが、支出が増えてしまうため素直に喜べないのもゲームならではかもしれません。
また、ローンなどを組んだときには支出欄に書き足したりします。
資産
それぞれの職業ごとに貯蓄の額にはばらつきがありますが、現実世界でも貯蓄の差は人によって違うのでそういったところも面白いと思いました。
負債
住宅、教育、車などをローンで書いてありますが、注目してほしいのはこのゲームではこれらが負債の欄にあるということです。
特に住宅などは資産と思われがちですが、僕たちの収入を増やしてくれるものではなく単純に支出を増やすだけなので負債にカウントされています。
金持ち父さん貧乏父さんの本の中にもありますが、
資産とは、ポケットにお金を入れてくれるもの
負債とは、支出を上げるもの
と説明あるのでゲームでもそれに即した形になっています。
ここがこのゲームでの最大のポイントでもあり、金持ちと貧乏人を分けるポイントでもあるので自分がこのゲームの中に実際に生活している想定でやってみるとその差がわかりやすいかもしれません。
キャッシュフロー
総収入から、総収入を引いて残った金額をキャッシュフロー(CFと省略して使います)と呼びます。
現実世界で例えると、収入が入った後に全ての支払いを済ませて残った金額と言うとわかりやすいでしょうか。
ゲームの名前でもあるキャッシュフローという言葉は、ここからきているんですね。
このゲームではキャッシュフローの分を借金をしながらうまく使うことでゲームを攻略していきます。
キャッシュフローの金額の10倍まで借金することができるので、リスクを取って早くクリアにつなげる行動を行なっていきます。
マスの説明
Opportunity
直訳すると「無駄遣い」です。その名の通り、
- コーヒーを買う。
- 釣り竿を買う。
- 洋服を買う。
などの無駄遣いをさせられるマスです。
Opportunity
直訳で「機会」と言います。
その名の通り何かしらの機会が訪れます。良い機会もあれば悪い機会もあります。
株、不動産、投資信託などの金融商品から、ビジネスを始める、姉からお金を貸してほしいと頼まれるなどさまざまなカードがあります。
最初はこのマスに止まりながら金融資産を増やしていくのが基本です。
また、Opportunityにはsmallとbigの二種類があり、手持ち資金が6000ドル以上あるとbigが引けるようになります。
その名の通り、大きな機会が訪れますが、最初は手持ち資金が少ないので資金を蓄えていきながらbigを引けるように進めていきます。
The market
直訳すると「市場」です。
その名の通り市場が動くというマスです。
築地市場とかが有名ですが、市場に何かしら動きがあります。
例えば、株の値動きがあった、不動産の値段が上がった、インフレで大打撃といったものがあります。
Baby
「子どもが生まれる」というマスです。
このゲームでは、子どもが1人生まれるごとにそれぞれの職業に応じた支出が加算されていきます。
嬉しい反面支出が上がってしまうので、リアリティを感じますね。
また、ご祝儀として3000-5000ドルほどいただけますが、それぞれの懐具合に応じて気持ちプラスアルファをするなど自由に設定しましょう。
Downsized
いわゆる仕事をリストラに遭うということですね。
リストラに遭うとその月は収入がなくなるので総支出の金額を銀行に支払います。
この辺りもとてもリアルに即していますね。就職活動にも時間かかるので2ターンお休みになります。
Pay Check
直訳すると「給料日」です。
このマスに止まるか通過すると給料がもらえます。
このゲームでは、総支出からあらかじめ支出を引いて残った金額であるCFの金額を銀行からもらえます。
余談ですが、日本では給料は自動的に支払われますが、アメリカでは給料は自己申告制だそうです。
なので銀行から自己申告でPay Checkの申請を行います。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
僕はもう5年ほどこのゲームをプレイしていますが、配られる職業ではなく自分のリアルな財務諸表で行うなど、アレンジしながら楽しんでいます。
楽しみながら人にも教えたりして少しずつ考え方が変わってきている実感があります。
素直な気持ちで定期的に取り組むことで必ず学びがあるゲームだと確信していますので、興味ある方は実際に手を取って遊んでみてください。