こんにちわ。ダイキンです。
今回は僕がお金のことを学ぶきっかけになった「金持ち父さん貧乏父さん」の要約します。
毎日のように本を読む僕ですが、何度も繰り返し読む本は限られています。この本はそのうちの一つです。
何度繰り返し読んでも新たな発見があるぐらいその本質を理解することは難しいです。多分理解できていたらお金持ちになっているでしょう。
僕もこの本を読んで、行動して、また読んで、行動しての繰り返しをしながら日々お金持ちになるためにはどうしたらいいか自問自答しています。
中には、本を読むことは苦痛であったり、習慣化できていないという方もいるかもしれません。
そんな人のためにこの記事を書いています。
二人の父
この本は主人公であるロバートキヨサキの幼少期目線で、お金持ちになるための考え方を物語形式で描かれています。
ロバートには二人の父がいました。
■貧乏父さん
実の父であり、高い教育を受けた父。四年生大学を2年で卒業後博士課程まで進む。
その後スタンフォード・シカゴノーウェスタンをはしご。成績優秀で授業料は全て奨学金でまかなえた。
■金持ち父さん
ハイスクールすら卒業していない父。
この二人の父は面白いぐらい異なるが、一般的に見たら貧乏父さんの方がお金持ちと思う方も多いかもしれないが本書を読むことでその謎が理解できます。
二人の共通点は「よく働くこと」、そして人を惹きつける能力を持っていました。
二人ともアドバイスをたくさんくれたし、教育や勉強の大切さを説いていたが、「勉強する」対象が異なっていいました。
例えば二人の価値観が大きく異なっていて、
- 貧乏父さんは、「金への執着は悪の根源」「一生懸命勉強しろ、そうすればいい会社に入れる。」
- 金持ち父さんは、「金がないことが悪の根源」「一生懸命勉強すれば良い会社を買うことができる」
などが挙げられる。
ロバートはこの全く異なる価値観を持つ父がいたことで多くのことを学んだ。どちらか一方であったらもしかした反発したりしたかもしれないが、二人がいたことで、しっかりと自分で考え両方を比較して選択することを学んだ。
多くの人が学校に行って教育を受けているにもかかわらず、お金がどのように働くかについてはまったく習わない。そういう人は一生、お金のために働くことになる。
お金がどのように働くかをマスターすれば、お金の働かせて富を築くことができる。
本書を読むことはその第一歩になるに違いない。
第一の教え:金持ちはお金のために働かない
9歳のロバートは裕福な家庭の子供たちが通う公立学校に通っていた。その学校で出会ったマイクは、ロバートと同じく貧しい家庭で育った子供だった。
生活に困るほどではないが、同級生が好きものを買ってもらう光景を見て、自分たちの家庭が貧乏だと感じずにはいられなかった。
初めての共同事業
そこでロバートとマイクは、どうやったらお金持ちになれるかを模索し始めた。
二人の一つ目の共同事業が近所の家庭から歯磨き粉のチューブ(鉛)を集め、それを溶かし方を作ることで実際の硬貨を作り出したのだ。子供なので「偽造」ということは知らなかっただが、お金持ちになるための第一歩を踏み出した。
この出来事をきっかけに、ロバートの父(貧乏父さん)からマイクの父親(金持ち父さん)に学んでみてはという打診を受け会いにいった。
お金持ちになるための教育スタート
お金持ちになるための教育は、学校のようには教えないというのだ。
まずは、毎週土曜に3時間を1時間10セントで働けというのだ。
漫画一冊が10セントなので3時間働いても30セント程度しかもらえない。当時9歳だったとはいえ大した金額とは言えない。
数ヶ月働くとだんだんこの退屈な仕事に飽き飽きしてきて不当に安い賃金で働かせられていると思うようになった。マイクの父親を問いただすと、以下のような教訓を得てもらうためにそれを感じるのを待っていたというのだ。
- 一つは、人生につつきまわされても、ただそのままにしておく人たち
- もう一つは、怒って突き返す人
人間には二種類いるが、多くの人はつつき返す相手を上司や仕事そのもの、あるいは旦那さんや奥さんに向かってつつき返す。
要するに、何もせずに諦めるか、戦うのかだ。
多くの人が仕事を辞めて新しい仕事を探す。でも給料が上がったとしても問題は解決しないというのだ。
頭を使ってよく考えること。
中流以下の人間はお金のために働く
お金持ちは自分のためにお金を働かせる
この考え方が金持ち父さんがハワイ一の金持ちになった理由である。
学校はお金のために働く方法を学ぶところ
今度は金持ち父さんが無給で働いて得られることを探してみるように提案した。
働いている中で、時給5ドルの申し出を受けた結局それを受けることはなかったが、いろいろな感情が渦巻いていた。
恐怖と欲望という感情を持ち合わせている人間は、お金を喪田津にいるのが怖いから必死に働く。そしてそれを受け取るとあれもこれも買えると考え始める。その時に、人生のパターンが決まる。
このネズミのように、一生奴隷のように恐怖と欲望という感情に走らせ続ける人生にだ。
朝起きて、仕事に行き、請求書を払う、朝起きて、仕事に行き、請求書を払う。この繰り返しだ。
そういう人はたとえお金をたくさんもらえるようになっても、支出が増えるだけでパターンそのものは変わらない。これをラットレースと呼ぶんだ。
恐怖に駆られて仕事をするのではダメ
人が、「仕事を探さなきゃ」というときは大抵、感情に反応してものを考えている。お金を持たないことへの恐怖がそうさせている。
その恐怖に支配されなければ、急いで探そうとせずに、長い目で見て仕事をすることがこの恐怖をなくす方法だと気付けるかもしれない。大抵の人はたくさん勉強して学校で良い成績を取りなさいという。それそらも恐怖から人に勧めているというのだ。でもその勉強はお金のために働く結果にしかならないんだ。
だか恐怖と欲望という感情をコントロールできるようになる必要があるんだ。
欲望は馬の鼻先にぶら下げられた人参のようなもので、お金は人参なんだ。
だから自分の置かれた状況を客観的に見て人参を追いかけることが自分のためになるか考えることができるかもしれない。
だから貧乏な人たちは、恐怖と欲望から無知という感情から働き続けるんだ。
金持ちはお金のために働かず、頭をよく使って考えるのだ。
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