こんにちわ!ダイキンです!
今回は太陽光発電の話題をお話ししていこうと思います。
なんで今更太陽光発電なの?蓄電池ってどうなの?
売電価格下がって元取れないんじゃないの?
そんな疑問が聞こえてきそうですが、太陽光発電の営業をしていたダイキンが裏側まで包み隠さずお話します。
戸建てをお持ちで太陽光発電を検討中の方にとっては参考になるのではと思うのでぜひ読んでみてくだされば幸いです。
まず太陽光発電を検討中が一番気にしていることは、売電価格下がってるの元が取れるのかということだと思います。
結論から申し上げると、太陽光発電は2021年から始めても十分に元は取れます!!
ただ、営業をやっているときに意外と多かったのがしっかりと理解をしていない人がかなり多いと感じました。
しっかりと理解さえしていただければ戸建てを持っている人にとってはかなりのメリットになると思うので順番に解説していきますね。
太陽光発電とはどういうものなのか?
太陽光発電とはその名の通り太陽光から家庭用の電気を供給することにより、家庭用の電力を自家発電に切り替えていこうというものです。
もともと太陽光発電は売電が保証されておらず費用も高額だったためあまり普及していませんでした。
しかし、1997年に京都議定書にて温暖化対策の一環として先進国がそれぞれ温室効果ガスの削減目標を約束しました。
これを皮切りに経済産業省を主体で余剰買取制度が開始されました。しかし今までは買電(家庭で買う電気料金)と同価格での売電だったのが金銭的メリットが享受されず思ったよりも普及されなかったようです。
しかし、2009年から余剰電力買取制度(FIT)が始まり金銭的メリットが一般家庭でも享受できるようになり爆発的に知られるようになりそして投資としても注目されるようになりました。現在はFITは終了していますが十分にメリットは出ますので安心してしてください。
太陽光発電のメリットとは?
光熱費というのは生活している限り必ずかかる費用になります。生涯にかかる光熱費というのはあまり計算はしないとは思いますが
10年20年と払っていくとかなりの高額になります。今10000円使っている家庭だと10年後には120万円、20年後だと240万円になります。
太陽光発電というのは今払っている費用と変わらないぐらいで設置でき、なおかつ地球環境にも配慮したエネルギーなのです。
つまり太陽光発電はエネルギーの有効活用と快適な生活を両立させようという考え方なのです。
屋根の大きさにもよりますが僕が対応したお客様では30年でだいたいですが300万円程度はメリットになる方が多いです。
電気料金が年々上がっている?
また最近では消費税が8%から10%に引き上げられました。そしてこのグラフを見てもわかるように電気料金も年々上がってきています。
つまり家計あたりの給料に対する電気料金の割合は年々増加傾向にあるということです。
言い換えると、給料20万は変わらないままで電気料金が10000円から12000円になると負担は上がるということです。
この現象は一般的にインフレと言われていますが、これからも物価は上昇傾向にあると言えます。
なぜなら、日本では人口が減少していますが、世界の人口は上昇傾向にあるからです。
日本は物資のほとんどを輸入に頼っています。つまり輸入元である世界がインフレしているということは、おのずと日本もじわじわインフレしていくということです。
太陽光とは話題が少し外れてしましましたが、太陽光発電を導入するということはインフレ対策にもなるということです。
つまり今まで料金は知らずに上がって損していたのが、太陽光を導入することにより自家発電するようになるのでその影響を受けにくくなるということです。
太陽光発電導入費用も年々下がっている
引用:一般社団法人太陽光発電協会のデータより資源エネルギー庁作成資料より抜粋
そして太陽光を導入する場合に最も気になる費用ですが、今が一番安いです。
ここが一番勘違いされやすいところなのですが、
売電価格はピークと比べて半分程度になっていますが、
設備費用は1/3以下に下がっているので今の方がメリットが出るということです。
つまり、今が最も買い時ということですね。
メンテナンス費用に関して
また良く聞かれる質問にメンテナンス費用のことがあるので補足しておくと、
メーカーにもよりますが、保証が付いていることが多いです。また太陽光は基本的にはノーメンテナンスなので壊れた時に対応していただく形になりますが、
価格が安くて、しっかり保証がついてくれるのは安心ですよね。昔は保証もしっかりとついていなかったりしたそうですが、
今はしっかりとメーカーも普及するための努力をしています。
いつつけるのがいいのか?
あとよく聞かれるのが家を建てる時に太陽光用の屋根にしなかったのであまり乗り気になれないというのが言われます。
これに関しては、これからあと何年その家に住むかを聞くようにしています。
もし10年以内に引っ越しする、あるいは売却の可能性がある場合はやらない方がいいとはっきりと言います。
それ以外の場合は設置を検討してもいいと思います。
しかも、家を購入してから何年か経過しているということはこれから屋根の塗装や吹替えなどかかる費用があると思います。
なので太陽光発電を導入することで、これからかかる費用分ぐらいは十分に賄えるぐらいの経済的メリットは享受できるので検討の余地はあるかと思います。
また補足として、ハウスメーカーで家を建てる時に購入する太陽光発電の費用はかなりぼったくられてる可能性が高いです。
よくある営業トークとしては、太陽光発電は無料でつける代わりに住宅の費用が釣り上げられている可能性があるということです。
これはどこの企業でも同じで仕方ないことなのですが、ビジネスである以上利益を必ずだす必要があります。
そして住宅の費用というのは数百万円も利益が出るようになっています。なので購入してすぐに住宅の価値が下がるというのはその企業の利益が乗っている以上仕方ないことなのですが。
これをうまく利用して、太陽光を無料にすることによってうまく住宅を購入するように仕向けているのです。
これ以外にも後付けのメリットとしては、固定資産税がかからなくなるということが挙げれます。
よく考えてる方ほど後付けを検討している傾向に高いですね。
蓄電池は設置した方がいいの?
これもかなり良く聞かれますが、結論から申し上げると今は設置しない方がいいです。
なぜかというとまだ蓄電池の導入費用がかなり高額だからです。
業者によっては売電価格が下がっているのでこれからは売るのではなく貯めて使う時代という話を聞くかと思います。
しかし、現状はまだまだ高額なので業者の営業トークと言わざる終えません。
しかも現状の蓄電池の性能的には家計の電力を貯めた電気でまかなえるほどの性能にはなっていません。
業者選びはどうしたらいいの??
太陽光発電を選ぶ方法としては
・訪問販売
・イオンやカインズなどのイベント
・インターネット
があるかと思いますが、これははっきり言って業者次第と言わざる終えません。
一番良い方法としては、同じメーカー・枚数・条件を統一させてシュミレーションを出してもらい価格を比較検討する方法です。
ただこれをするにはかなりの時間と労力を必要とするので結局検討してやめてしまうケースが多いと思います。
なので僕が勤めていた業者は、広告宣伝をしていない代わりに導入費用もかなり下げてもらえます。
もちろんしっかりと大手のメーカーの太陽光を使いますし、15年以上太陽光発電に携わっているプロが対応してくれます。
太陽光の業界に15年携わっているという人材がほぼいないのでかなり安心材料になるかと思います。
再エネ賦課金について
再エネ賦課金というのをご存知でしょうか??
電気料金の請求書に記載されているものです。これは何かと言うと、太陽光が売電されるにあたり、一般家庭からその財源を徴収するための費用です。つまり、売電の費用を国が負担してくれている訳ではないのです。
引用:北海道電力資料より抜粋
しかもこの再エネ賦課金というのが年々増加傾向にあります。つまり太陽光を導入していない一般家庭からなぜか取られている費用が増えているという訳です。
これっておかしくありませんか?賃貸であろうと、マンションであろうと強制的に取られます。
戸建てで限定ではありますが、この費用を取り返すことができるのは太陽光発電だけなのです。知らずに損してるって怖いですよね。全く関係ないのにお金を取られる理不尽さに知った時イラってしてしましましたが、
知ったうえで制度を利用するのは悪くない考えだと思うので補足でした。
太陽光発電導入イメージ
これは実際の太陽光発電のイメージです。ただ太陽光発電は屋根の大きさによって載せられるパネル量も変わってきます。シミュレーションまでしてみないとメリットがどの程度あるのかはわかりません。なのでどの業者もシミュレーションを勧めるのです。
最後に
太陽光は業者選びがかなり重要です。はっきり言ってメーカーごとで性能はほとんど変わりません。なので価格が命です。
僕は太陽光の営業を通じて、何も知らなかったのでぼったくり業者の多さに驚愕したことがあります。
営業なので仕方ない部分ですが、本当のことを話してくれない場合がほとんどです。
しっかりと話を聞いてくれて理解していただければ太陽光はメリットだらけです。
太陽光発電で損する人が少しでも減るように願っています。
コメント
[…] あとこれは戸建てを所有している人限定だが、太陽光発電を利用するのも選択肢としてアリだと思う。 […]
[…] 戸建ての場合は太陽光発電が断然お得ですのでこちらの記事もどうぞ […]